プランターでのカボチャの育て方

プランターでのカボチャの育て方

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プランターでのカボチャの育て方

カボチャをプランターで育てると聞くと、え?本当?と思いますよね。カボチャは畑で栽培するものと思っているからですよね。でも、カボチャをプランターで育てることは難しいことではありません。日当たりの良い場所さえあれば、カボチャは育てられます。病気や害虫にも強く、あまり手間もかからないので、人気の野菜です。

 

カボチャは種から栽培するのが一般的ですが、初心者の場合は苗から育てる方が失敗しなくていいでしょう。苗は本葉が4,5枚出ているもの、茎が太くしっかりしていて、真っすぐなものを選びましょう。馴染みのある西洋カボチャがいいかもしれません。

 

プランターは大型のもので、土が50リットルくらい入るものを選びましょう。カボチャは根が広がるので、大型のプランターでないとよく育ちません。プランター1つに対し、苗は1個がいいでしょう。苗1個でも10個くらいのカボチャが採れますよ。土は、市販されている野菜用培養土を利用するのが簡単です。土はプランターの八分目くらいまで入れます。植え付けの2週間前までにはプランターに土を用意しておきましょう。

 

植え付けは5月上旬から下旬が適しています。プランターの真ん中をくぼませて、そこへ苗をプラスチック容器から取り出して、そのくぼみへ入れ、土をかぶせて、軽く押さえます。その後水をたっぷり与えます。

 

カボチャはツルが2メートル以上に伸びたりしますので、それを放っておくと結構大変になってしまいますから、支柱とネットを使ってツルがそのネットにからみながら伸びるようにしてやります。支柱は太さがあるもので、長さは180センチくらいの物を2本と、ネット(1m×2m)を用意しておきます。支柱をプランターの端にそれぞれ2本たて、壁などに立てかけます。支柱にネットを張り、ガーデンタイ(内部に針金が通っているもの)で支柱とネットを固定します。

 

水やりは頻繁には行いません。土がかなり乾いてから水をあげるようにします。水を与えすぎると根腐れしてしまいます。

 

親ヅルを伸ばしてやりながら、子ヅルを3本ほど残し、他のツルは摘み取ってしまいます。親ヅルがネット上段に達したら、そのツルの先を摘心します。これをすると、実がよくなるようになります。

 

プランターで栽培する場合は、人工受粉が必要になります。雄花がつぼみの時に摘み取り、花びらを取るとおしべが出てきますから、それを雌花(1番花より2番花以降のもの方が良い)のめしべにおしべを押しつけるようにします。

 

受粉が成功したら実が大きくなってきます。実の付け根が茶色になったら収穫できます。ここで注意することなのですが、カボチャの場合は、採ってすぐに食べるよりは、1週間くらい日陰で乾燥させる方が甘くておいしくなりますよ。