当初の資格名称は「ベジタブル&フルーツマイスター」でしたが、2010年4月から「野菜ソムリエ」と正式名称が通称と同じ形に変更されました。
ベジタブル&フルーツマイスターのときは、それぞれベジタブル&フルーツマイスターの初級、ベジタブル&フルーツマイスターの中級、ベジタブル&フルーツマイスターの上級がありました。
それが「ジュニア野菜ソムリエ」と「野菜ソムリエ」そして「シニア野菜ソムリエ」の3つに名称変更されました。
この時点ではすでに世間一般には野菜ソムリエという名称の方が認知度も高く、定着した呼び名となっていました。
そして「野菜ソムリエ」と名乗ることができるのは「野菜ソムリエ」と「シニア野菜ソムリエ」の資格を持っている人だけで、「ジュニア野菜ソムリエ」の資格では「野菜ソムリエ」を名乗ることはできません。
「ジュニア野菜ソムリエ」と「野菜ソムリエ」は違うもので、「ジュニア野菜ソムリエ」という名前でしか呼ばれません。
本来この資格は青果販売業者向けのものでしたが、メディアで取り上げられたり、有名人が資格を取得したりしたことで一般に認知されるように一般人の受験者が増えました。
野菜ソムリエの資格取得には高額な費用がかかります。
そして一度資格した取得は半永久的なものではなく、随時更新していく必要があります。
その際当然更新料も必要となりますから、上の級へ進めば進むほど費用は高くなります。
そのため一般人には取得が難しい資格であります。
シニアソムリエの資格をとれば、カルチャースクールで講師を務めるなどして資格を活用することができます。
中級の野菜ソムリエの資格をとればスーパーの店頭で試食販売をするなどして資格を活用することができます。
ジュニア野菜ソムリエの資格をとれば協会が主催するイベントで働くことができます。