プランターでの長ネギの育て方

プランターでの長ネギの育て方

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プランターでの長ネギの育て方

長ネギがプランターで育てられると聞くと、びっくりしますよね。広い畑で栽培するというイメージがあります。第一、長ネギって結構長いですよね。深さのないプランターなのに、どうやって栽培するんだろうと思われるでしょう。でも、大丈夫なんです、プランターでも作れるやり方があるのです。栽培するのは、それほど難しくはありません。ただ、ある程度の期間がかかります。難しくないので、気長に育てる気持ちさえあれば、間違いなく収穫できると思いますよ。

 

プランターは深さ20センチくらい、幅60センチくらいのプランターでいいでしょう。土は市販の野菜用培養土が便利です。培養土1リットルにつき5〜7グラムの化成肥料を混ぜ込みます。プランターの底には鉢底石を敷き詰め、土はプランターの八分目くらいまで入れます。植え付ける2週間前までには用意しておきます。

 

長ネギは種から栽培します。種まきの時期は3月下旬から4月下旬です。秋にも撒けるのですが、春の方が失敗しにくいので、初心者の方は春まきがいいでしょう。

 

長ネギの種まきには育苗トレー(小さな四角い仕切りが沢山付いているもので、セルボックスとも言います)を使います。トレーに種まき用の土を入れ、1つのセルに1粒の種をまき、1センチくらい土をかぶせます。発芽するまでは、日陰においておきますが、発芽したら日向に置きましょう。発芽草丈が15センチくらいになるまで、トレーで育てます。水やりは小まめに行いましょう。

 

草丈が15センチくらいになったら、プランターへ植え付けます。プランターの中央に、溝を作ります。溝の深さは底に届くくらい深くします。4センチくらいの間隔で苗を溝に植え付けて行きます。苗と苗の間に30センチくらいの高さの支柱を立てます。その苗と支柱を新聞紙で作った10センチ幅の帯状のものでぐるーっと巻いてしまいます。(新聞紙で覆うことにより日光を遮るのです。畑なら土で覆っていくのですが、プランターなので新聞紙が土の代わりになり、ねぎの白い部分を作っていくのです)。ぐるっと巻いたら洗濯ばさみで日が入らないように上の部分を留めます。水やりの時は水が新聞紙にかからないようにします。長ネギが成長するごとに新聞紙の高さも変えて行きます。

 

肥料は、植え付けから1か月後くらいに、液体肥料を追肥しましょう。その後2週間ごとに1回追肥をします。

 

植え付けから2ヶ月くらいすると株が混みあって来ますから、間引きをします。株間が8センチくらいになるようにします。間引きする時は間引かない株の根を傷めないように、そっと抜いて行きましょう。

 

種まきから半年以上たち、長ネギの白い部分が40センチから50センチくらいになったら収穫できます。手でしっかりと株の根元を持って引き抜きます。長い間手塩にかけて育てた長ネギ、ことのほかおいしいと思いますよ。