プランターでナスを収穫してみましょう

プランターでナスを収穫してみましょう

このサイトは野菜の宅配、無農薬野菜のメリット、デメリットなどの紹介をしています。美味しい野菜を食べて見ませんか?
お薦め

プランターでナスを収穫してみましょう

ナスは、油で焼いても、てんぷらにしても、とても美味しい食材ですね。そんなナスを自分で栽培して食べることが出来たらいいですよね。例え庭がなくても、とても日当たりの良い場所さえあれば、プランターで育てることが出来ます。それほど難しくないので、作ってみるのはいかがでしょうか。

 

ナスは種から育てることも、もちろんできますが、苗を購入して栽培した方が失敗なくできます。そして、良い苗の条件は、1.本葉が7、8枚ついていて、出来れば一番花が咲いているか、つぼみがついている。2.大きくて厚みのある葉で、色が濃いもの。3.子葉が付いている(子葉が付いているという事は苗が元気である証拠です)。4.茎がどっしりとしっかりしていること。5.もちろんなんですが、害虫がついていないことです。

 

プランターは深くて(30センチくらい)、幅が80センチほどあるもので、底網が付いている方がいいでしょう。網の上に鉢底石を敷き詰めておきます。土は市販されている野菜用培養土が便利でいいですね。プランターに八分目ほど入る量の培養土が必要です。このくらいのプランターなら、苗は2本植えられます。

 

苗の植え付けは4月下旬から5月中旬がいいでしょう。プランターの苗を植える場所に、苗が丁度入るくらいの穴をあけ、水を入れておきます。苗をプラスチックの鉢から外して、その穴の中へ納め、回りの土をかけてあげます。ナスは根が広がるので、2本の苗は30センチほど離して植えましょう。その後水をたっぷり与えます。

 

ナスには支柱が必要なので、植え付けたら支柱を立てます。高さ150センチくらいのものを、苗から少し離れたところにたて、ひもで8の字結びにしてゆるく結び付けます。

 

ナスは2本仕立てか3本仕立てにして育てます。2本仕立てというのは、一番花のすぐ下から出てくる脇芽を残し、あとの脇芽はすべて摘み取ります。3本仕立てというのは、一番花のすぐ下の脇芽とその脇芽のすぐ下の脇芽を残し、あとの脇芽は摘み取ります。これをしないと、ナスの栄養分が分散してしまい、実が良くならないからです。

 

苗を植え付けて2週間くらいしたら、追肥を始めます。化成肥料を2週間に1回の割合で続けます。ナスは肥料を沢山必要とする野菜なので、肥料切れにならないように気を付けましょう。それと土の表面が乾いたら水をたっぷりあげることも大切です。

 

一番花の実が大きくなり始めたら、これから伸びてくる枝のために、今度は支柱を何本か組み合わせて、しっかりした支柱を組む必要があります。合掌型や交差型などの組み方がいいでしょう。

 

ナスは長さが10センチから13センチくらいになったら収穫できます。放っておくと株が疲れてしまうので、早めの収穫が肝心です。